iPhoneで映画のような映像を撮影できるようにするMOMENTのアナモルフィックレンズの魅力と使い方を解説します
MOMENTのアナモルフィックレンズとiPhoneで手軽にシネマ映像撮影
MOMENTのアナモルフィックレンズを使えばiPhoneで手軽にワイドでシネマな雰囲気の映像撮影できます
MOMENTのアナルモルフィックレンズはとてもコンパクト
レンズを取り付ける為のマウントが付いた専用とケースと一緒に使います
Moment外付けレンズ&ケースレビュー|公式サイトでの購入方法も解説
MOMENT | MagSafe対応ケースとアクセサリー | レビュー
アナモルフィックレンズで撮れる映像
シネマティックでワイドな画面比率
アナモルフィックレンズの特徴と魅力はシネマスコープと呼ばれるワイドな画面比率を実現できること
iPhoneにMOMENTのアナモルフィックレンズを取り付けることで、光学的に横方向に圧縮された映像を収録し、その映像を横方向に1.33倍に引き伸ばすことでワイドな映像を得ることができます▼
実際にアナモルフィックレンズで撮影した映像を編集で横に1.33倍に引き伸ばすとこんな感じ▼
画角の比較
アナモルフィックレンズは取り付けることで画角が横方向に広くなります
iPhone 12 Pro Maxのカメラと MOMENTのアナモルフィックレンズをつけた場合の画角を比較します
iPhone広角 vs iPhone広角+MOMNET Anamorphic Lens
iPhone12 Pro Max 広角カメラの画角▼
iPhone 12 Pro Max 広角カメラにMOMENTのアナモルフィックレンズを付けた時の画角▼
カメラの位置と角度は変えてませんが、アナモルフィックレンズを付けると横方向に1.33倍広い絵を撮影できていることが分かります
iPhone望遠 vs iPhone望遠+MOMNET Anamorphic Lens
iPhone 12 Pro Max 2.5倍望遠レンズの画角▼
iPhone 12 Pro Max 2.5倍望遠レンズにMOMENTのアナモルフィックレンズを付けた時の画角▼
広角カメラ同様に望遠カメラでも左右に画角が広がります
レターボックスを使った擬似シネマスコープとの違い
レターボックスと呼ばれる、「映像の上下に黒帯を入れる方法」の場合には、どんな映像でも後から編集でワイドスクリーンを作ることができるメリットがあります
【iPhone/iPad動画編集】超簡単!映画風の黒帯の付け方
その反面、上下の映像を捨ててしまうことかデメリットです
編集でレターボックを付けて作った擬似シネマスコープとアナモルフィックレンズを使って撮影した本当のシネマスコープを比較してみます
後からレターボックスを追加した擬似シネマスコープ▼
アナモルフィックレンズを使った本当のシネマスコープ▼
アナモルフィックレンズを使って撮影したワイドスクリーンの映像は上下の映像を切り捨てないので、カメラセンサーが取得した映像をフルに使うことができます
シネマティックなフレア
アナモルフィックレンズのもう一つの魅力は、光線のような横に伸びるフレアを作り出すことができること
車のヘッドライトのような強い光をレンズに強い光を当てることでフレアが発生します▼
MOMENT Anamorphic Lens の使い方
レンズの取り付け
レンズマウントの付いたケースにアナモルフィックレンズを取り付けます
まずはレンズの方向合わせから
▲袋に付属している六角レンチを使って、レンズの側面に付いてるストッパーを緩めます
▲レンズ底部を回転させ目印同士の位置を一致させる
▲付属の六角レンチでストッパーのネジを締め固定する
▲レンズを90度回転させマウントに取り付ける
▲これで撮影準備は完了
専用カメラアプリで撮影
有料になってしまいますが、専用アプリを使えば、動画編集ソフトを使わずに、2.36:1のワイドな映像を書き出すことができます
MOMENT Pro Cam(純正カメラアプリ)
カメラアプリを立ち上げビデオモードに切り替る▼
右上にあるカメラ選択アイコンから、アナモルフィックレンズを取り付けているカメラを選択▼
画面左上のレンズ選択ボタンを押し、Aと書かれたアイコンをタップする▼
録画ボタンを押す 上記操作で、収録した映像は自動的に2.36:1のワイドアスペクトレレシオで保存されます
FiLMiC Pro(高機能な動画専用カメラアプリ)
アナモルフィックレンズを取り付けているカメラを選択する
設定アイコン => ハードウェア の順にタップする▼
「1.33xアナモルフィックアダプター」をオンにする(プレビューのみで修正がOFFになっていることを確認する)▼
録画ボタンを押す 上記操作で、収録した映像は自動的に2.36:1のワイドアスペクトレレシオで保存されます
専用カメラアプリを使わない場合は動画編集ソフト(LumaFusion)で補正
MomentやFiLMiC ProではなくApple純正のカメラアプリを使って撮影する場合には、動画編集ソフトを使って映像を補正します
1.LumaFusionを起動し+ボタンをタップし新規のプロジェクトを作ります
2.プロジェクトを作成します
・プロジェクト名=>お好みで選択
・フレームレート=>お好みで選択
・フレームアスペクト=> 2.36:1を選択
3.カメラロールに保存してある動画を選択します
4.上部に表示されている選択した動画をタイムラインにドラッグ&ドロップします
5.タイムライン上のクリップをダブルタップします
6.左下のボタンをタップします
7.フィットモードをタップします
8.Stretchをタップ これで 2.36:1 の比率に補正されました
9.画面左上の矢印ボタンをタップしタイムライン編集画面に戻ります
10.ゴミ箱マークの左隣にあるエクスポートボタンを押します
11.ムービーをタップします
12.保存先を選択します
13.お好みで出力する動画の形式を設定し右上ボタンをタップし動画を書き出します
MOMENT アナモルフィックレンズの購入の仕方
AmazonとMoment公式サイトのいずれかで購入できます アナモルフィックレンズはフレアの色が青色とゴールドの2種類があります Amazonではブルーフレア版のみの販売です(2021年5月現在)
Amazonで購入するメリット・デメリット
- メリット
- 日本円で手軽に最短で購入できる
- デメリット
- 全ての製品を買うことができない
- 2021年4月現在、iPhone11シリーズ以降のケースは販売されていません
Momentショップサイトで購入するメリット・デメリット
- メリット
- 全ての製品を購入することができる
- 149ドル以上の買い物の場合は世界中どこでも送料無料(2021年3月時点)
- クリスマスシーズン等、年に数回割引セールがある
- 直販なので安心
※関税に関して法律の規定まで確認できてませんが、私自身の実績として過去2度の輸入で関税は発生したことはありません
- デメリット
- ショップサイトが英語表記
- 配送に時間がかかる(1週間程度で届きます)
Momentショップサイトのお得セット
初めての方は単品で買うよりお買い得なケース・レンズ・レンズペン(レンズクリーナー)がセットになったスターターセットがおすすめです レンズが1つのセットと2つのセットが用意されています レンズペンはレンズのクリーニングに使用します スターターキットはレンズ1個のセットから149ドル以上になるので送料は無料になります ※iPhone12シリーズ用のMagSafe対応ケースはスターターキットの対象外です
スターターセット(ケース+レンズ x 1個 + レンズペン)
スターターセット(ケース+レンズ x 2個 + レンズペン)
スターターセット(ケース+レンズ x 3個 + レンズペン)
Momentショップサイトでの購入手順
スターターセット(ケース+レンズ x 2個 + レンズペン)を事例に購入手順を解説します 製品購入ページを下にスクロールしてケース・レンズの選択画面を表示させます
1. 好みのケースとレンズの選択
どのケースとレンズにするかはあらかじめ以下のページより確認しておくとスムーズに選択ができると思います
選択が完了したら下のボタンをタップし注文内容の確認画面に進みます 内容に問題がなければCHECKOUTをタップします
2. メールアドレスと住所の入力
次にメールアドレスを入力し、下に画面をスクロールし氏名・電話番号・配送先の住所を入力します 英語の住所の書き方が分からない方はこちらのサイトを利用するのが便利です https://kimini.jp 日本語の住所を英語表記の住所に変換してくれます
3. 配送方法の確認とクレジットカード情報の入力
配送方法はFedEx以外選択することができないはずなので、そのまま下にスクロールし、クレジットカード情報を入力します BILLING ADRESSは支払い先の住所のことなのでそのままで大丈夫です(配送先の住所と同じ住所が自動で入ります)
4. 注文完了
PLACE ORDERをタップして注文完了です Momentより入力したメールアドレス宛に注文受付のメールが届くので確認をしてください
*画像をクリックすると公式の製品ページにジャンプします
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